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婚活女性が求める「普通の男性」は高望み!

婚活女性が求める「普通の男性」は高望み!

年々婚活市場も女性の割合が増えています。

 

婚活女性がよく言われている
「普通の男性」という言葉を度々使う事があります。

 

「普通の男性でいいんですけど」とか、
「これ普通じゃないんですか?」と言った、
「普通」という言葉をよく聞くようになりました。

 

よく言われている普通の男性は、
年収500万円以上・身長170cm以上で大卒の人だと思います。

 

しかしこの基準が本当に普通の男性なのでしょうか?

 

婚活女性側は高望みしていないつもり

 

普通の男性の定義がどうなのかは後ほどに、
昨今の婚活女性はそう高望みではなくなってきています。

 

一昔前は、
わざわざ結婚相談所にお金を払って入会するのだから、
年収1千万円以上の人、医師や弁護士など社会的地位の高い、
ハイステータスな男性が希望のセレブ婚に憧れている人もいました。

 

しかし現在では、そこまで婚活で高望みの女性は少なくなりましたね。

 

女性側も仕事を続けていきたいので、
夫となる人の収入はそう高くなくていいと考えている人も多いです。

 

高い収入よりも、
転勤も残業もなくて家事を協力してくれる人がいいという婚活女性も増えてますね。

 

こうした高望みではないと言うことを「普通」という表現をよくしてます。

 

その定義が実際に普通かどうかは別にして、
婚活女性はごくごく普通の男性と普通の結婚をしたい人が増えました。

 

婚活女性が言う普通の男性の定義は?

 

女性側がイメージしている「普通の男性のプロフィール」ですが、
年収500万円以上・身長170cm以上・大卒以上、この3つが多いですね。

 

でもこの3つが揃っている男性を婚活市場で探そうとすると、

「年収は高いけど大卒ではない」
「年収も学歴も良いけど身長が低い」
「身長が高くてイケメンだけど年収は低い」

 

など中々3つの条件を満たす人は、そう多くないような気がします。

 

それで婚活女性に普通の男性の定義を優先順位にすると、

「どれも大事です!」
「本当はもっと希望があったけど3つに絞ったんです」
「これ以上はもう妥協はしたくないです」と言う答えが返ってきました。

 

尋ねた女性自身も年収が500万円近くあるようです。

 

なので
「年収500万円って、そう高い希望を言ってるわけじゃないと思うんです。」

 

と言うような答えが返ってきたりしますね。

 

婚活女性の言い分からすれば、
上を見ればきりがないのでこのくらいの「普通」で妥協してます。

 

と言わんばかりの婚活女性もいますね。

 

年収500万以上・身長170㎝以上・大卒男性の割合

 

では実際、この3つが揃っている男性はどのぐらいいるのでしょうか?

 

先ず年収500万円以上ですが、
国税庁のデーター※①で一年を通じて働いた男性を、
対象にしたもので参照しますと年収500万円以上の割合は41.1%です。

 

但し、これは全年齢を対象にしたもので若い人はもう少し少ないはずです。

 

身長170cm以上については、
文部科学省のデーター※②で170cm以上は57.7%となっています。

 

大学進学率については、
こちらも文部科学省のデーター※③で大学進学率が53.3%になります。

 

これらの3つの条件を兼ね備えた普通の人は、
41.1%×57.7%×53.3%=12.6%およそ8人に1人になりますね。

 

この結果をどのように思われますか?

 

普通とは言えない数値ですよね、
さらにこの確率は独身かどうもかわからないものです。

 

年収500万円の男性が、
どのくらい結婚しているのかを、
内閣府のデーター※④を調べてみました。

 

500万円台の年収の人は、
30代前半で約7割、30代後半で約8割が結婚しています。

 

500万円以上の年収でさらに結婚している確率も高くなります。

 

独身女性がよく、
「いい人はもう結婚している」と言っていた事を思い出しました。

 

年収の高さだけで見ると、やはりすでに結婚していますね。

 

結婚相談所の現状

 

一般的に結婚相談所でも、
年収500万円以上・身長170cm以上・大卒の男性は人気があります。

 

現在の結婚相談所マッチングシステムでは、
男性の条件を入力検索して自分に合う希望のお相手を探します。

 

同年代の婚活女性であれば、
同じような検索条件でお相手を探す事になり、
年収500万円以上・身長170cm以上・大卒の男性には沢山の申込が来ますね。

 

日本結婚相談所連盟(IBJ)は約70,000人、業界最多の会員が登録しています。

 

会員数が多いと希望のお相手と、
マッチングするチャンスも多いと考えますが、
多くなっても人気がある条件の人には申込が集中してライバルも増えます。

 

会員数が増えれば増えるほど、
中々お見合いが出来ない人も場合によっては増えていく事になってしまいますね。

 

そのような婚活格差も生まれますが、
会員システムを見ているだけで婚活している気分の人もいたり、
さらに、結婚相談所には退会会員以上に日々新しい会員も入会してきます。

 

会員システムにログインしていると、
沢山の会員プロフィールを見ることが出来るので、
希望の人を求めて長く活動してしまう人も増えています。

 

しかし当然の事ながら、
「結婚は出会った人の中からでしか結婚出来ない」ものですよね。

 

希望の人には中々会えなかったり、会えても交際に中々繋がらないことも多いです。

 

相談所の会員システムを見ていると、
良い人もいるので妥協できないままずっと活動してしまう事にもなります。

 

会員情報の提供がメインの大手婚活サービスでは、
何年も結婚相談所に所属して活動している人も珍しくないようです。

 

「普通の男性を求める女性」が普通じゃない

 

今の女性の平均初婚年齢は、
厚生労働省が出しているデーター※⑤では29.4歳です。

 

「普通の男性」を求めている婚活女性が、
30歳を超えているのなら平均初婚年齢を、
超えているので年齢だけで考えると普通でないという事にもなりますね。

 

30歳を過ぎている婚活女性が普通の男性を求めるなら、
自分は普通ではないけれど男性には普通を求めると矛盾になります。

 

婚活は需要と供給です。

 

女性が相手の男性に、
希望条件を求めるように男性からの希望も求められています。

 

女性への希望は、ほとんどの男性が年齢と見た目です。

 

もちろん、
結婚では年齢や見た目だけではない内面も重要です。

 

でも婚活では出会ってから
内面も見てもらえるようになるので、
女性は先ずは年齢と見た目をクリアしなければならないという事ですね。

 

現在の結婚相談所は女性の割合が多いのでライバルも多いです。

 

女性は目を引くくらいの美人とか、
スタイルが良い人とかが女性の普通になってきていますね。

 

まとめますと、
男性に「普通」というくくりを作って、
視野を狭めていると月日だけがどんどん経っていく事にもなります。

 

婚活で女性の年齢は何よりも重視されます。

 

一人での婚活だと、
中々現実がわからなかったり客観的になれてない人も多いです。

 

仲人型の結婚相談所で、
相性の良いカウンセラーと活動していくことで自身も変わった、
一人では気付けなかった事も色々指摘してもらえたと言う人もいましたね。

 

いま婚活していて、
中々結果に繋がらない人は婚活方法を一度見直してみるのも一つです。

 

※①平成30年分民間給与実態統計調査結果について

※②統計で見るe-Statは、日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイトです。

※③平成30年度学校基本調査(確定値)の公表について

※④内閣府 第1部 少子化対策の現状(第1章 4)

※⑤平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況

YouTube「結婚相談所の指南書」より参照

 


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